正しいことを言っているのに なぜ会社が前に進まないのか


「正しいことを言っているのに
なぜか会社が前に進まないのか」
そんな時は
戦略と戦術の前提条件が
ズレているのです😎
たとえば
A船には乗組員100名
C船には乗組員1名
同時に事故が起きた
しかし救助できるのは
どちらか一隻だけ
あなたなら
どちらを助けますか?
もし目的が
「救える命を最大化する」
ならば
A船の100名を助ける
これが戦略です
もちろん
「C船の1名だって
大切な命じゃないか」
これは間違っていません
むしろド正論です
しかし問題は
正論かどうかではない
「どちらか一隻しか助けられない」
という前提条件の中で
何を最優先するのか?
ここを決めるのが戦略です。
そして
「A船の100名を救う」と決めたら
ここからが戦術です
・誰を向かわせるか
・どのルートで行くか
・何分以内に到着するか
・どういう順番で救助するか
つまり
戦略とは
「どちらを助けるか」を決めること
戦術とは
「どうやって助けるか」を考えること
ところが会社では
ここがよく逆転します
A船を助けると決めて
みんなが動き始めているのに
・C船はどうするんですか?
・1名を見捨てるんですか?
・公平ではありません
もちろん
一つひとつはド正論です
しかし戦略とは
すべてを救うことではなく
制限された中で
限られた人・時間・お金を
どこに集中させるかを決めること
経営も同じです
ABC分析で考えれば
A=会社の業績を大きく左右する
最重要領域
C=影響の小さい領域
だとしたら
Aを決めるのが戦略
Aを倍増させる方法を考えるのが戦術
ところが
Aを倍増させようと
みんなが動いている時に
Cの細かい問題を持ち出して
・ここは大丈夫なのか?
・こんなリスクもある
本来こうあるべきだとド正論を並べて
Aへの集中を止めてしまう
本人は会社のために
問題提起しているのだが
実はそれ
「正論」が間違っているのではなく
「重要度」がズレている
マネジメントで大切なのは
「正しいか、間違っているか」
だけではありません
今、何が一番重要なのか?
その前提条件を揃えること
100名を救うと決めたなら
「なぜ1名を救わないのか?」
を議論し続けるのではなく
「どうすれば100名を
全員救えるのか?」
そこに知恵を集中させる
それが
戦略を実現するための
マネジメントなのです😎
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